最小限のリスクで自分のやりたいことを形にする方法ーオリジナリティの成功法則

あなたは、ビジネスや自分のやりたいこと、夢を実現するために、何もかも投げ打って挑戦しなくてはいけないと思ってませんか?

ただリスクをとることが成功することなんだと。

 

そんなあなたに、驚くべき、事実を紹介しましょう。

リスクを嫌い、アイデアの実現可能性に疑問を持っている人が起こした会社の方が、存続する可能性が高いのです。

 

ペンシルベニア大学で最年少終身教授の称号を持つアダム・グラント氏は、著書の中でオリジナリティをつくるための方法について書いています。それによると、成果を求める欲求が強まると、失敗を恐れて自由な発言や創造性が減る傾向にあるそうです。

 

オリジナリティの観点からは「副業」した方がいいようです。創造性を発揮して、大きな事業や成功を掴んだ起業家のほとんどは、副業からスタートしています。アダム・クラントの調査では、会社を辞めて、全てをなげうつようなリスクを取った起業の方が失敗に終わる可能性が高いことがわかっています。逆にリスクをとらずに、副業でスタートした場合の倒産リスクは33%も減ります。安心できる本業があった方が、創造的なことにチャレンジできるのです。

 

例えば、ナイキの創業者、フィル・ナイト氏は起業した後も、約5年間本業の会計士をしながらナイキの靴の販売を副業として行なっていました。

 

グーグルの創業者ラリー・ペイジとセルゲイ・プリンはネット検索の性能を劇的にあげる方法を見つけたにも関わらず、スタンフォード大学大学院での学業を継続していました。

 

グラミー賞受賞者のジョン・レジェンドは2000年に1枚目のアルバムをリリースしていますが、2002年まで経営コンサルタントの仕事を続け、夜に音楽活動をするという生活をしていました。

 

あなたもご存知であるマイクロソフト創業者のビル・ゲイツも大学2年生の時には、すでに新しいソフトウェアを販売していたにも関わらず、それから1年間も学業を継続していたのです。

 

それにしても上記のメンバーがすごすぎる。。。。。

 

ミシガン大学の心理学者クライド・クームスはリスクについて、革新的な理論を打ち出しました。「人間はある分野で危険な行動を取ろうとするのなら、別の分野では、慎重に行動することによって全体的なリスクのレベルを弱めようとする。」つまり、リスクを資産と同じようにポートフォリオとして捉える考え方です。

 

心理学でも、実際に証明されているケースでも、圧倒的でオリジナリティのある成果を出すには、副業がいかに有効かお分りいただけたでしょう。

 

皆さん、リスクを分散して、やりたいことをやりましょう^_^